最終更新日:2021年10月01日

行列のできているお店が複数並んでいて、どちらの店でもよいからとにかくできるだけ待たずに早く食べることができるお店に並びたい。
多くのお店が集まるイベントなどではそういった機会にでくわすことがあるでしょう。
そこで問題。

Q.以下のお店、どのお店に並ぶのが早く食べる(着席する)ことができるでしょうか?

A:5席のお店に10人の行列
B:10席のお店に20人の行列
C:15席のお店に30人の行列

A店もB店もC店も、席数の倍の人数が並んでいます。
つまり1席あたりに並んでいる人数は同じ。

A.「C」に並ぶのが最も短い待ち時間で着席できる(確率が高い)

(「OR(オペレーションズリサーチ)」にて、詳細マニア向けなので計算略)

この考え方、実はラーメン店に限らずトイレなどでも同じ。

1席あたりの待ち人数が同じであれば、席数が多い所に並ぶのが効率よい(早く到達できる確率が高い)のです。

これ、結論だけ知ってると、いつか多少役にたつかもしれませんね。

都会の駅をはじめ、競馬場やスキー場などでもトイレに行列ができていることが多いです。
例えば、

 1階のトイレは個室が3個で6人並んでる。
 2階のトイレは個室が4個で8人が並んでる。

といった場合、迷わず2階のトイレに並びましょう。

※勿論、運の要素もあって、とびきり長居をする方がいたりして理論通りにならない可能性はありますが、あくまでも確率上は有利になるということです。
 野性のカンで並んだ方が良い場合もありますし、この結果を鵜呑みにしたら漏らしてしまった!、なんてことになっても責任はとれませんのであしからず。