最終更新日:2021年10月01日

ラーメン って塩分が多そうで体に悪い、とか言われてますよね。
身体に悪いかどうかはおいといて、とりあえず塩分濃度が高いスープの 完飲 は控えてみようかという思いがあってかなくてか、2018年4月からラーメンの塩分濃度を測定するようにしました。

時を同じくして、2018年9月には、青森県が「県食生活改善推進員連絡協議会」に委託して、塩分濃度の調査を行い結果の一部が公開されています。

データ的には、青森県での調査より僭越ながら「ら組」の方が充実していると思いますので、ちょっと意気揚々に結果を公開してみます。

塩分濃度測定

濃度計の校正は月に1度程度。
測定値はスープの滞留状態、麺とスープの状態、トッピングの量や配置、測定場所等の影響を受けるため、最低でも3回測定。
3回連続して同じ値であればその数値、そうでなければ5回以上測定し、ブレが大きい最大値と最小値を削除した上での平均、をとっています。

まずは全体の分布です。
おおよそ正規分布の形をしています。

平均塩分濃度は1.4%、一般的に味噌汁の塩分濃度は、薄いもので0.5~0.9%程、しょっぱ目の濃いもので1.2%程度。
味噌汁の汁量よりラーメンのスープ量の方が3~4倍あることを考えると、摂取する塩分量はやはりかなり多そうです。


ラーメン一杯のスープが レードル 400ml分とし、それを 完飲 すると、400ml×1.4%=約6g の食塩を摂取することになります。
もうそれだけで1日分の上限に達する量、困ったものです。。。

食塩摂取量として1日6g以下が推奨されています。

日本高血圧学会血圧治療ガイドライン(JSH2014)

「塩分の多量摂取=高血圧」という図式はよくいわれますが、幼少期から毎日のように約半世紀に渡りラーメンを食べている私の血圧は、未だに上が100前後、下は60~70で安定している、のも事実です。
要はバランスだと思うのですが、こんな特殊な事例を大っぴらに言うのはあまりよろしくないのかもしれませんね。


では、ついでにラーメンの味毎で分布のバラツキにどの程度差があるのか見てみましょう。
対象は、「醤油ラーメン」「ラーメン」「味噌ラーメン」、王道の3種。

どの味も塩分濃度1.4%が最頻値で、分布の状態にもあまり差がないように見えますね。


もう一つおまけに、nは少ないですけど「 家系 」に特化した分布も最後に付け加えておきます。

これはどうやらやや高めの方に分布しているようにも見えますが、、、果たして・・・